1951-07-10 第10回国会 参議院 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号
そうしてもうとてもこれはたまらん、だからこれはやめてもらいたいというようなことが一つ、それからもう一つは人海戰術と言われているようですが、もう一つの村が全部一緒になつてやつてしまう。そうしてその村の中に、自分はあの候補者は嫌だと思つておつても、自分が行かないというと村八分にされるような形になつて、嫌でも何でも出てしまう。
そうしてもうとてもこれはたまらん、だからこれはやめてもらいたいというようなことが一つ、それからもう一つは人海戰術と言われているようですが、もう一つの村が全部一緒になつてやつてしまう。そうしてその村の中に、自分はあの候補者は嫌だと思つておつても、自分が行かないというと村八分にされるような形になつて、嫌でも何でも出てしまう。
今回の選挙におきましては、いわゆる人海戰術——人の波の戰術がとられまして、多数の労務者的選挙運動者を使いまして、まつたく無定見に候補者の氏名等をただ連呼して歩く、こういう戰術がとられたわけでありまするが、こういう点を考え合せまして、街頭演説及び連呼行為についてしかるべき改正が願いたいと思うのであります。 第三には、最初に触れましたように、代理投票、不在者投票の規定の整理であります。
(「ノーノー」と呼ぶ者あり)元帥マツカーサー氏はいわゆる現代兵器の前には人海戰術なるものは敵し得るものではないと言つておられるが、人民戰線の兵法を知らざる者の戯言であります。